宇治上神社(宇治市)
宇治上神社(うじかみじんじゃ、もしくは うじがみじんじゃ)
この神社は平等院鳳凰堂から宇治川を渡った対岸にある神社です。
川沿いに宇治神社があり、その奥に宇治上神社があります。
ここは平等院鳳凰堂に行った後ブラブラして寄ったので行った時点では予備知識なしでした。
「古都京都の文化財」という名前で京都市・宇治市・大津市にまたがる神社仏閣などに対して集団で受けているユネスコの世界文化遺産の一つなんだそうです。1994年に登録されました。
なので神社の鳥居の前には堂々と「世界文化遺産・宇治上神社」の石碑が建っているのですが・・・石碑がなんだかすごく新品感。
写真映りは立派です。
鳥居を抜けると拝殿(鎌倉時代前期建立)があります。
なかなか渋いです。
この右手に桐原水の建屋というものがあり、湧き水があるので手を洗うことが出来ます。
「宇治七名水」の一つらしいのですが飲めません。
飲めないのに名水とはこれいかに。おまけに七名水の他の六名水はもう枯れてるらしい。
さてここで手を洗って奥に進むと本殿があります。
ここはwikiによると本殿が神社建築としては現存最古になってます。
えっ(゚д゚)!
ならそこをもっとアピールすればよいのでは?
おまけに本殿、拝殿ともに国宝なんですよ。
世界文化遺産なんて名乗って他のものと一緒になるより現存最古なんてものほうがすごいアピールポイントのように思うんですが、やはり世界の遺産って方が世界にアピールできるからいいんでしょうね。
本殿はもっとシンプルです。
前面格子状になっていまして、覗いてみましたが特に何も見えませんでした。
中殿は第15代天皇・応神天皇を祀り、左はその息子の菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)、右は菟道稚郎子命の異母兄の仁徳天皇を祀っています。
仁徳天皇と言えばあの大阪府堺市にある古墳が有名な方ですね・・・しかし発掘が認められていないので学術上仁徳天皇陵と確定できず、教科書からその呼び名は消えているらしいです。
あの昔習った日本の歴史はなんだったのか・・・(;´・ω・)
それはともかく、こういう歴史ある建物を見る時はネットで予備知識いれてから行った方がいいですね。
この近所に宇治神社がありますが手を洗うところにある兎が可愛いとありましたが全くスルーしてしまいました(´・ω・`)