熊野那智大社に行くその1(那智勝浦)
熊野、和歌山、那智の大滝。
熊野那智大社の別宮、那智の滝は飛瀧神社の御神体として古くから信仰を集めてきました。
ここって和歌山の南の端辺りで行きにくいのです(;´・ω・)
まずは出発点の紀伊勝浦駅にて。
新大阪や紀伊田辺からここに行く電車が出ております。
この駅の向かいはこんな感じ。
なかなかの閑散ぶり。
しかし観光地なので駅前にタクシー事務所があってタクシーはつかまりやすいし、那智の大滝の入り口まではバスに乗っていくことができます。
あと、やはり観光地なのでお店は結構開いてます。
マグロ丼がとても多いです。
食事処が結構多いので目移りするかもしれません。
食事処は結構混んでました。時間のない時は気を付けた方がいいです。
私は目指した店が混みすぎて時間がなくてやめました。
ガイド的な小冊子も置かれていますので、それを見ながらいろいろ迷うのも楽しみです。
さて、ここからバスに乗って・・・20分くらいかな、那智の大滝に行くための道の入り口の駐車場に到着します。
自家用車もまあまあ止められるくらいの広さはあります。
周りは田んぼと山しかないw
とてものどかでいい感じです。
このバスの途中で「補陀洛山寺」(ふだらくさんじ)というお寺の横を通り過ぎます。
バスの放送にあったのですが、ここの僧侶には小さな舟に一か月分ほどの食料を積み、
外に出られないように扉を釘付けにして閉じ込められ、伴舟にひかれ、経文を唱えながら補陀落をめざして海へ出て行くという、恐ろしい儀式があったとか。
熊野灘はかつて「補陀落の海」と呼ばれていたそうで、補陀落の海を渡る、補陀落渡海なわけです。
もちろん生きて帰れぬ死出の旅なわけです。
平成たぬき合戦ぽんぽこにも海に出ていったタヌキがいましたが。
これを嫌がった僧侶を無理やり舟に閉じ込めて無理やり出したこともあったとか。
無茶苦茶しますね(;´・ω・)
「最も古い渡海は868年、補陀落山寺の僧、慶竜上人によるもので、渡海は18世紀初頭まで続けられました。 」そうですし、wikiによると20回ほど実施されたようです。
他の岬なんかでも行われたらしいです。
なんにせよ恐ろしい儀式です。
もちろん今はそんなことしてません。あたりまえか。
そんな昔に思いをはせつつバスを降りてついたのがこの熊野古道入り口。
ようやくスタート地点です。
しかし写真のアップが大変です。
記事が瀧にたどりつくのがいつになるやら・・・