平等院鳳凰堂(宇治市)後編
とっても遅更新・・・すいません。
さてさて平等院鳳凰堂に辿り着きました。
庭園とミュージアムに入るには大人600円、中高生400円、小学生300円(2016年現在)かかります。
やはり美しい・・・・(*'ω'*)
ただちょっとあれっ?と思ったのは、思ったより左右に小さかったこと。
イメージの中でものすごく大きなものだと思い込んでいたようです。
平等院鳳凰堂の中は見学することができます。
鳳凰堂の中を見るには別に300円(2016年現在)必要です。
来たからには見なくては。
しかしここでご注意を。
鳳凰堂の中を見学するために右の橋に行列ができているのですが、ここにいきなり並んではいけません。
橋の近所に簡素な受付小屋がありますのでここで拝観料払って拝観時間の予約をしなければいけません。
並んでいるからと慌てて列の後ろにくっついてしまい、予約してないからと鳳凰堂に入れない人がいました。
列は拝観時間を予約してお金を払った人が、予約時間に近づいたから並んでいるだけなのです。
私はここで予約をし、一時間後だったのでその間に鳳凰堂をぐるっと回ってミュージアムを見学して戻って鳳凰堂を見学することにしました。
鳳凰堂の前を通ってミュージアム通って・・・と、ぐるっと一周してまた鳳凰堂の入り口の橋に戻ってこれますので問題ないです。
鳳凰堂の前は私の先日のブログ「平等院鳳凰堂前編」の写真にもあるとおりとっても混雑していて人のいない写真をとるのに一苦労しますが、建物の前が池なので案外チャンスはあります。
池の端にささっと行ってパシッととればいいんです。長居すると他の人のチャンスを奪うのでささっと行ってささっと、です。
鳳凰堂はぐるっと回れるのでこんな風に後ろから撮影することもできます。
鳳凰堂なだけに屋根にはちゃんと鳳凰がついています。
昔についていた鳳凰はミュージアムに保管されていて間近で見ることができます。
ミュージアムは必見ですね。
鳳凰堂の中には阿弥陀仏を囲んでたくさんの仏像が天井近くの壁にくっつけられていたのです。
「雲中供養菩薩像」と言います。天喜元年(1053)に製作されたと言われています。
それを半分ほど取り外してミュージアムに置き、間近で見れるようにしているのです。
ミュージアムの入り口には極彩色に彩られた復元された仏像が一体飾られていたのですが私はこれに一目ぼれしてしまい、売ってたら絶対買うのにと悔しい思いをしました。
これは絵葉書として売られていたので三枚買いました。今はこれを家に飾って眺めています。
平等院鳳凰堂のHPにも彩色がない木の肌のままの仏像の写真が出ていますからご覧ください。
舞ったり楽器を持った仏像がいろんなポーズで造られています。
1000年前にこんなデザインを考え、製作した技術と感性に驚かされます。
ここで自分好みの仏像スタイルを探してみるのも面白いんじゃないかと思います。
私は南12号の僧形がシンプルながらもイイ感じかなと思いましたが、今改めてHP見てたら北25号の菩薩形が派手で顔もキリっとしてて華やかですね。
ミュージアムは撮影禁止なので写真は撮っていません。
ここを出ると土産物屋に入ります。売っているものは鳳凰堂のHPでも確認できますので先に見て欲しいものを決めておくといいかもしれません。
あまり広くないので団体が押し寄せると一気に混みます。
ここで絵葉書や栞なんかを購入して鳳凰堂の入り口に戻りました。
鳳凰堂の橋を渡ったら靴を脱いで堂内に入ります。
中は巨大な金色の阿弥陀仏が一体鎮座していてその周りを雲中供養菩薩が上で取り囲んでいます。
それを見ながら係の人の説明を聞きます。
私が行ったときは熱心な信者さんがいたようで、後ろでずっとお経を唱えておられて説明があまり聞こえませんでした(;´・ω・)
その時はいい加減にしてくれと正直思いましたが、切実なお願い事があったのかもしれません、願いが届くといいと思います。
平等院に来たのが午後をかなり過ぎていたので地元の店は閉まっていて、昼ごはんはチェーン展開の店で定食を食べました。
最近の観光地はどこもそうですが外国の方が多く、あちこちで意味のわからない文章が飛び交っていました。
世界遺産ですからもっともっといろんな人が見にくるようになるのかなと思います。