平等院鳳凰堂(宇治市)前編
今回は秋に行った超有名寺「平等院鳳凰堂・・・(;´・ω・)」
人が多すぎ。
ここは紹介とかするまでもない一大観光地です。10円の裏のあれです。
日本が世界に誇る世界遺産。
一度行って見たかったのですがなかなか機会に恵まれず、ようやく実現したのでした。
ここは近所に宇治川が流れています。
鳳凰堂に行く道には京都の雰囲気満載のお店が並んでいます。
この写真は最初に撮ったので光の設定がうまくいってません。
でもお店はすごい混み混みです。
道はそんなに混んでなかったんですがどこかの茶店で休憩しようとしたらいっぱいだったので諦めました。
この看板ひとつとっても風情があるでしょう、さすが京都です。
そんなわけで宇治の「平等院鳳凰堂」について書いてみたいと思います。
ここは阿弥陀如来が安置されているので寺です。
私は神社だと思ってました。すいません。平安神宮に似た外観だったもので。
平安時代にこの世の栄華を誇った藤原道真の息子の頼道が寺に改めたとのこと。
このころは末法思想(世も末的な悪い時代がキタ――(゚∀゚)――!!という感じ)が広く信じられてきた頃で、極楽浄土を願う人々が神や仏にすがりたい気持ちでいっぱいの時代でした。
そろそろ武士が台頭し始めた時期でもあるので余計この世の儚さよ~とか思ってたんですかね。
最近これより少し前に生きていた菅原道真を主人公にした「応天の門」という漫画を読んでいたので藤原氏と聞くと、ちょっとおおーっと思います。
おおーっと思うだけですがね、そこまで詳しくないので。
この道を真っ直ぐゆけば入り口に着きます。
今日は鳳凰堂に辿り着く前に終了です。
写真をUPするのは結構手間がかかります。
廣峯神社(姫路市)牛頭天王(素戔嗚尊)
ゴールデンウイーク真っ最中ですね。
ぱーっと海外に出ていく人、国内でうろうろする人、家でのんびりする人色々過ごし方はさまざま。
私は家派なのでもちろん今日も家におります。
NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」のロケ地にもなったそうです。
この神社は陰陽道の祖と言われる吉備真備が創建した神社なんだそうです。
JR姫路駅から野里街道を北に上がったところにあります。
車だと姫路城の東側をずっと北に上っていく道です。
駐車場は20台以上は止められるかな、ここに鳥居もあって10分くらい登れば神社に着きます。
ここは拝殿と本殿が国の指定重要文化財となっています。
ここに祀られているのは「牛頭天王」(ごずてんのう)
牛頭天王は仏教における天部(天界)に住んでるお方とのことです。
私は仏教にも神道にも詳しくないのでwikiからの受け売りです。
牛頭天王は牛の頭に赤い角を持っていてその姿の恐ろしさから奥さんの成り手がなく、酒浸りの日々でした。
(;´・ω・)ウッ神様でもそんな悩みあるのね・・・
でもやっと奥さんになってくれそうな人が出てきました。
その人に会いに行く道中で泊めてもらおうとまず古単将来というお金持ちのところに行って断られ、次に古単の兄・蘇民将来のところに行きました。
蘇民は貧乏だったけど泊めてくれたので、なんでも願いが叶う牛玉を授けて蘇民は豊かになりました。
そして牛頭天王は結婚して子供もいっぱい出来て幸せ。
でも帰るときに古単が許せなくて眷属(神様の使い)を84000も差し向けて復讐することに。(゚д゚)!
古巣も僧侶をいっぱい集めてお経を唱えさせて応戦したけど一人法師が居眠りして失敗、みんな殺されてしまいました。
ただ一人、古巣の奥さんは蘇民の娘だったので、「茅の輪をつくって、赤絹の房を下げ、『蘇民将来之子孫なり』との護符を付ければ末代までも災難を逃れることができる」として助命したんだそうです。
あー、蘇民将来の子孫とか、茅の輪くぐりはこんなところからきてるんですね、へえー(*‘∀‘)
ただ、牛頭天王はスサノオノミコトの別称とあって、正殿に祀られているのはスサノオノミコトになっています。(廣峯神社のHP)
神社の拝殿でお参りして右の通路から本殿の裏側に回ると面白いものがあります。その名も「陰陽・九星詣り」というものです。
本殿の壁にそれぞれ九星の名前がついた穴が9個あります。
拝殿の前の販売所でお札を買って願いを書き込み、お賽銭とともにそこに入れて穴に向かってこっそり願い事を三回言いましょう。
こんなお願いの仕方、他では聞かないなー(*‘∀‘)
牛頭天王は俗世的なお願いでも叶えてくれるという神様だそうです。
九星は占いで見かける一白水星とか二黒土星とかいう、あれです。
ちゃんと早見表もあるので自分がどれかもわかります。
本殿からさらに行くと山の頂に着きます。
そこには「荒神社」と「吉備神社」があり、吉備真備が祀られているとのことです。
そんなに距離はないようですが私は登りませんでした。今回は縁がなかったようです。
拝殿の前に門があるのですがここの屋根の内側の四隅に竜がいます。
建物は彩色のしていない木のままなのですが、竜だけ彩色されています。
よく見ると向かって左の龍は口を閉じていて右の龍は口が開いていました。
細かく違う~
可愛いので神社に来たときはチェックしてくださいね(*‘∀‘)
休日の朝10時に来たらこんなに人のいない状態だったので、官兵衛のドラマが終わって注目する人がいないのかもしれません。
でも境内は簡素で穏やかでとってもいい感じ、お詣りの仕方も変わっていて穴にひそひそお願いするのが面白いので静かに参拝したいならチャンスかもしれません。
一旦注目されてしまうと人がわんさか押しかけて騒がしくなりますからね(*‘∀‘)